ロンドンっ子の怒りと悲しみと自虐ブログ

友情や恋愛や仕事における万国共通の問題提起

まずは友人関係に関する怒り

最近は「面倒くさい」という言い訳がどうも受け入れられる世の中になったみたいですね。

面倒だからメール返さない、面倒なことに巻き込まれそうになったら即ダッシュ、楽しいうちは「お友達♫」だけど、相談事とか悩みとかを持ちかけられると「え、やだ、愚痴?」、「面倒くさい人」と、いきなり「お友達」から格下げされます。

学生時代とかまでは普通に、相手と腹割って話してお互いを愚痴のはけ口にして、一緒に怒って泣いて最後は笑って… と、今考えると本当に美しいものでした、本当の友情って…。

最近は確かに人間のロボット化(?)が進んでいるようですね。利害関係を計算した上での友人契約 (この人と居ればこういう良いことがある、悪いことよりも良いことの方が多い… だから友人として付き合ってやろう(常に上から目線))。

しかし契約を結んでも面倒くさいなと感じる事があれば徐々にフェードアウト。ケンカとか「ちょっと愚痴多すぎるよ」とかいう指摘はありません。そういう言葉を発することすら面倒なのです。そもそも友情を契約と思ってないんですよね、こういう人たちはw 「契約」なんて「重すぎ」ですもんね。適当に楽しい所に一緒に出かけて適当な話をして、適当に連絡して、その内自然消滅。

私はこの「適当」っていうのがなんか許せないんですw

ある程度性格が分かって共通の趣味があって共通の話題で盛り上がって「良い人だな」と判断した人にしか友達のレッテルを貼りませんから、私は (てゆうか皆そうだと思ってた)。

友達となった以上は、多少「重い」話題でもしっかり聞いてあげたいと思いますし、どうでも良い人だったら最初から友達付き合いしないしw (貴重な週末を何故「どうでも良い人」のために割く??)

でもそういった「どうでも良い人も含めて幅広く色々な人と出会ってとりあえず皆に良い顔しとこう。ウザくなったらうまくかわそう。」こういう要領の良い生徒会長みたいな人間、居ますね〜。でも私はこういう種類の人間を理解できた試しがありません!w

つまり私は友人関係においては100%真剣そのもの!なんです。

しかしながら最近では友人関係とか恋愛関係とかに真剣に打ち込む人はちょっと頭がおかしい、イタい、みたいな風潮すら感じられます。せつないね。

「私自身に問題があるのでは?私が私であるが故に本当の友達にしてもらえないのでは?」と思った事もありますが、私は昔から自分自身を客観的に判断する能力にだけは長けていて、一応自己分析やら自己反省やら色々しましたが、普通にウザくない程度に尽くすタイプの人間なんですよ、本当。

まあ、今風の価値観を持つ人達にとっては正にそれが「熱すぎてサムイ人」なんでしょうけどねえ。どないせえっちゅうねん。

まあ上記の様な、なんでも適当にこなす八方美人ってのは昔からいますけれどもね。八方美人ってのは大抵裏表のある人間。裏表のある人は、自然にそうなったのか、あるいは自己防御のためにそういう風に振舞っているのか、その辺の心理は分かりませんが。要するに「昔からそういう人間がいるのは分かっちゃいるが、だんだんそういう人達だけの世の中になってきてないか?!」っていうのがこのブログの主旨です、多分…。

そんなこんなで、ちょっと未熟で中二病っぽい初エントリーでしたが (でも意外と隠れ中二病の大人居ますよ〜)

最後は好きな漫画のセリフで締めくくらせて頂きます。

「誰にでも優しいのは、誰にも優しくないのと一緒だよ」

☆いくえみ陵「潔く柔く」より☆